展示会の見どころ

NEDOブース(F-41)にて「高輝度・高効率次世代レーザー技術開発」プロジェクトに参画する20法人の研究開発成果を、デモや実際の加工サンプルを交えて紹介

■大阪大学レーザー科学研究所/スペクトロニクス(株)/三菱電機(株)
深紫外(波長266nm)のピコ秒パルスレーザーで世界に例のない高出力レーザー加工装置を開発しました。高品位な微細加工と実用的なスループットを両立します。
当日は以下を展示しています。
・高出力深紫外光の発生を可能とする高品質・大型CLBO単結晶(1kg級)
・波長266nm、ピコ秒レーザー発振器:LDH-X0810(出力8W製品機)発振動態展示
・高出力深紫外ピコ秒レーザー加工装置を用いた加工サンプル

■浜松ホトニクス(株)/大阪大学レーザー科学研究所/産業技術総合研究所
高出力パルスレーザーによる新しいレーザー加工を紹介します。
 「高出力半導体レーザー励起セラミックスレーザー」 世界最高のパルスエネルギー250ジュールに成功!
 「直接照射型半導体レーザー加工機」 6軸ロボット、温度モニタリングで金属表面の焼入れを高速・高品質に処理!
 「レーザーピーニング」 高出力パルスレーザーと照射条件の最適化で金属部品の強度を飛躍的に向上!

■京都大学/スタンレー電気(株)
京都大学とスタンレー電気株式会社は、ワンチップのままで高ビーム品質・高出力動作が可能という特長を有する、我が国発のフォトニック結晶レーザーにおいて、短パルス発生や、青~青紫色の発振への展開を進めています。展示会では、開発したフォトニック結晶レーザー光源を用いた、レンズフリー高ビーム品質動作、短パルス動作、および短波長動作のデモンストレーションを行います。

■理化学研究所/山口大学
我々は、次世代の深紫外レーザーダイオード(深紫外LD)の高性能化に欠かせない窒化アルミニウム(AlN)結晶の高品質化の研究を行っております。当日は、加工基板上にAlN結晶の再成長を行う事によって作製した「貫通転位の無いAlN結晶」について、実物の顕微鏡像をディスプレーで展示します。

■富士フイルムビジネスイノベーション(株)/東京工業大学
面発光レーザーは、我が国で発明された半導体レーザーで、現在、光インターコネクト光源、携帯端末・自動運転用光レーダー光源として、大きな市場を形成しています。本テーマでは、小型で安価な面発光レーザーの加工用途への応用に取り組み、長尺の面発光レーザー・光増幅器で、ワット級高出力動作と高ビーム品質を両立できる新しい半導体レーザーを開発しました。可搬性に優れたレーザー加工機などの革新技術へ展開しています。

■東京大学ナノ量子情報エレクトロニクス研究機構/三菱電機(株)
将来のレーザー加工では、半導体レーザーによる直接加工が期待されていますが、バルクや量子井戸を活性層とする半導体レーザーでは、その効率は約60%にとどまります。この限界の打破に向けて、量子ドットレーザーへの期待が高まっています。本展示では、量子ドットレーザーアレイチップ、出力50Wの量子ドットレーザーパッケージ、ならびに集積出力100W超の量子ドットレーザーモジュールを紹介します。

■東京大学物性研究所
大学の研究室チームが、8psの超高速利得スイッチ光パルスを直接発生する1μm波長帯の半導体レーザー(LD)を開発しました。実用化を目指して、ファイバーピグテールモジュールの作製まで行いました。本チームが、ファブレス拠点となり、外部の多数のファブを順次用いて、特別仕様のモジュールを開発試作しました。

■産業技術総合研究所/高エネルギー加速器研究機構/浜松ホトニクス(株)
本テーマでは、中赤外波長域での樹脂材料の吸収特性を活かした高効率なレーザー加工プロセスに用いるために、波長制御可能な高出力レーザー光源(FEL,OCL)を開発。
波長8μm帯において2W級のQCLの出力を達成。また、波長8μm帯のFELの加工結果を受け、同波長で高出力QCLでフッ素系樹脂材料等の加工を行い、共鳴吸収波長によるレーザーで穴開け加工、剪断加工、溶着加工での高効率加工を実現。

■パナソニック(株)/パナソニック スマートファクトリーソリューションズ(株)
高光出力と高ビーム品質を両立させる400nm帯半導体レーザー技術、ビーム品質を劣化させることなく多数のレーザー光を1ビームに合成する光学系技術、これらの加工機応用などについてご紹介します。

■(株)金門光波/千葉工業大学/レーザー技術総合研究所
320nm帯CWレーザー実績世界一の金門光波
“UVファイバーレーザー装置のデモ展示”
波長318nm、100mW(連続光)
 ①高効率の共振器構造(特許)
 ②高効率の冷却システム(特許)
 ③波長変換1回で紫外光に変換(世界初の製品化)
応用:PL/ラマン分光、半導体検査、干渉露光
NEDOの委託研究より学校法人千葉工業大学、株式会社金門光波、公益財団法人レーザー技術総合研究所が開発しました。

■ギガフォトン(株)
極紫外線領域でサブナノ秒の短パルスを実現した新しい加工用光源「ハイブリッドArFレーザー」を使って、難加工材として知られているセラミック複合材料(CMC)の加工サンプルを展示します。
ドリルの歯では対応が難しい20°~30°の鋭角斜め穴、および1mm厚材で0.4mm角格子や微細アリ溝構造を実現したサンプルを手に持って見て下さい。
本加工によりCMC材の新しい応用が拓かれることを期待します。

■大阪大学接合科学研究所/(株)島津製作所
銅等の金属に対する光吸収率の高い高輝度・高出力の青色半導体レーザーを開発し、純銅の溶接、3D造形、コーティング等の加工技術を開発しました。
銅には抗菌・ウイルス不活化作用があり、青色半導体レーザーを用いた銅コーティング部材によって、細菌・ウイルスによるリスクを低減する公衆衛生環境が期待できます。展示では、純銅のコーティングを実演します。

■東京大学光量子科学連携研究機構/産業技術総合研究所
次世代レーザー加工における共通基盤技術として 1)レーザー加工プラットフォーム、2)加工計測技術開発とデータベース、3)ロードマップについて展示を行ないます。
レーザー加工の学理に興味のある方、プロジェクトで開発した最先端加工機やデータベースを利用したい方やロードマップの作製に興味のある方は是非ご覧下さい。

産業動向がわかる併催イベントを多数開催

【聴講有料】
  • 展示会併設セミナー
    ◎レーザー基礎&応用技術セミナー ◎レンズ設計・製造の基礎セミナー ◎赤外線応用技術セミナー
    ◎紫外線応用技術セミナー ◎産業用カメラ応用技術セミナー
  • 光産業技術振興協会 2021年度 光技術動向・光産業動向セミナー(賛助会員は無料)
【聴講無料】
  • フラウンホーファー ワークショップ
  • (公財)天田財団 【第4回】レーザプロセッシング助成研究成果発表会
  • オープンセミナー「半導体産業×光・レーザー」
  • オープンセミナー「カーボンニュートラルと光技術」
  • オープンセミナー「NICT(情報通信研究機構)の研究者が語る開発動向」
  • 宇宙・天文光学 特別技術セミナー
  • レーザー学会産業賞授与式
  • レーザー輸入振興協会(JIAL)アドバンストテクノロジーセミナー
  • 出展社セミナー
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参加申し込みは こちら
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